超GRとオレガ・オーラ感想①
どうも、ご無沙汰しております。紫です。
前回記事から二か月以上。新生活を迎えている方も少なくないかと思います。
いろいろ大変かと思いますがくれぐれも無理をして体を壊さないで下さい。
遂に切札ジョー編第三期「超天篇」の第一弾ブースターが発売されましたね。
皆さんの開封結果はいかがだったでしょうか?
私は1ボックス購入し、内容自体はまあまあだったのですが、2枚ほどベリーレアのホイル不良がが入っていてちょっと残念な気持ちになりました。
あとまぁ、公募イラストのあれや、裁定問題のこれなど、色々と問題が生じているようですね……
では、まぁ、それらも含めて実用性度外視の感想を書き綴っていきましょう。
《The ジョラゴン・ガンマスター》
去年の《ジョット・ガン・ジョラゴン》がリック・ドムみたいな裾のズボン着て膝を折る前傾のポーズだったせいか若干寸胴に見えたのに比べ、今回は真正面からの決めポーズで頭身が上がりスマートになった様に見えて格好いいですね(リック・ドムが格好悪いと言う意味ではないです)。
ただ、アニメの方では背負いもの(でかいピストル)がなくなったので、ちょっと物足りなく見えるのが気になります。
まぁ、今期のジョーカーズがメカ化がモチーフですから、♪大空羽ばたく紅の翼~あたり追加パーツでクロスしてくれるかもしれません。♪空にそびえる白銀のジョラゴン~
《煌銀河 サヴァクティス》
今弾最後に情報が公開されたサッヴァークの最新形態。
能力を一見した時「サッヴァーク要素薄くね?」と思ったんですが、アニメにおける「超天フィーバー」の演出を見ていくうちに確かにこれはサッヴァークなのだと思う様になりました。
超天フィーバーは居並ぶ仲間達がいて初めて発動する能力。つまり、《The ジョラゴン・ガンマスター》にせよこの《煌銀河 サヴァクティス》も、仲間達を合わせて初めて一つのクリーチャーなんですね。煌めく数多のメタリカたちがサヴァクティスが奏で描く銀河の星々なのです。
と、なるともうお分かり頂けると思うのですがサッヴァークの不死性は「ウルトラセイバー・ドラゴン」によって、攻撃しつつ自身の耐久力をあげるドラゴン・ブレイカー能力は超天フィーバーによるパワー上昇と警戒能力付与によって再現してるわけですね。
いやぁ、素晴らしい。
ただ、まぁ、登場時除去能力を失ってしまったのは残念ですね……
《ア・ストラ・ゼーレ》
今期の目玉、オレガ・オーラ最初のマスターカード。
これはもう何というか、凄いフレーバーが美しいカードで感嘆してしまいます。
今のところフレーバーテキストで判明している水文明のマスターの目的は「楽園」に行くことであり、最初のオレガ・オーラによって彼だけの楽園への到達は達成したーーーと記述されてるのですが、《ア・ストラ・ゼーレ》の能力は正にこれを表現したものになっています。
全てが既知のデータに還元された静止した楽園。
しかし、そこが目指すべき目的地でないことは各種フレーバーからも、マスターカードなのにガイアハザードたちの切札同様、種族にマスターを持たないことからも明らか。
やがて辿り着くであろう真の楽園が、ゲーム上どのように表現されるか今から楽しみですね。
そう言えば、《伝説の正体 ギュウジン丸》も《ア・ストラ・ゼーレ》に良く似た能力を有していましたが、彼の成し遂げようとしていた世界征服も、彼自身の楽園を目指したものだったのでしょうね……
《Mt.富士山ックス》
ぶっちゃけ良くわからないカードですね。
なぜ富士山キャラが双子なのか、なぜ揃わないと力を発揮しないのか……
説としては《激怒!富士山ン》と《仏斬!富士山ッスル》が実は同一キャラクターのパワーアップ前後の姿ではなく別々のキャラクターだったから……とか、
或いは《仏斬!富士山ッスル》の二回攻撃を1体のGRクリーチャーに持たせると不味いので、二枚揃って初めて有効になるよう調整した……とか、でしょうか?
別冊コロコロ4月号の漫画だと富士山ビーム砲で大量のジョーカーズをけしずみにしているので、開発段階では登場時全体火力だったのが超天フィーバーとのアンシナジーもあって別の能力に置き換えられたのかもしれません。
同名カード複数揃えないとコモン以下……というデザインは、ちょっと往時のヴァンガードっぽくてあまり好きくないので、なんか良い解釈があったら教えてください。
《人工化学兵器 ナノクローン》
イラスト公募企画で誕生したスペシャルズの一体ですが……いわくがついてますね。
なんでも2016年に発売されたバディファイトにこれそっくりの「複製模倣兵器ジェムクローン」というモンスターが存在するとのこと。
同じコロコロ掲載のTCGで掛け持ちするプレイヤーさんも多いですから、掲載マンガやホビーに影響を受けた少年がそれを参考にイラストを描く、と言うのは多分珍しい話ではないと思うんですよね。
多分、これ以外にも「ドリルと排気ダクトをつけたドラゴン」とか「なんでも吸い込むピンクの宇宙人」とか「パンチラッシュ繰り出す橙色の猫」とか送られてきてるんじゃないでしょうか。
ただ、もし気づかずうっかり通してしまったものだったり、何処かで指摘されたにも関わらず知らん振りで強行したものだとちょっと道義的に不味いんじゃないかと思うので、そこらへん早めに何か説明して不安を解消して欲しいところですね。
「一番欲しいものは安心なんだ」
―――シュトラ
しかし、オリジナルのほうは「複製模倣(copy)」で模倣のほうが「人工(artificial)」ナノはなんとも皮肉が効いていると言うか、逆じゃね?と言うべきか……
《闘門の精霊ウェルキウス》
光のブロッカーもここまで来たか、という感じの大型エンジェル・コマンドですね。
ただ、能力の強さもあってか素のパワー自体は控えめですが。
いわゆる「旧き良き時代」を髣髴させる繊細で美麗なイラストと、長いエンジェル・コマンドの歴史を感じさせるフレーバーテキストのマッチ具合がとても美しい。
枚数が手に入るのならヘブンズ・ヘブン入り天門かG.O.D.のどちらか……7:3で天門……に、採用したいところ。
《卍魔刃 キ・ルジャック》
カードを重ね合わせるオレガ・オーラの挙動からウズマジンを思い出す一枚。
そう言えば同じくタカラトミーが出していた3DS連動型のカードゲーム、「イジン爆闘!! ウデジマン」も何時の間にかキルされていたようで……迷い出でぬよう、お鈴を鳴らし供養しておきましょう。
ち~ん
能力的には「公式が推したいオレガ・オーラの使い方」のためのカードという印象が強いですね。重ねれば重ねるほど強化されて、破壊されてもマスターカードである《ア・ストラ・ゼーレ》さえ呼び戻せる。
闇が水を飲み込むのか、水が闇を利用するのか……この2文明の腹の探り合いみたいな関係性はワクワクさせられます。
《闇の破壊神 ゼオス》
仰々しい肩書と、宇宙の原理を抽象化したような姿が印象的な公募クリーチャーでしたが……アニメではまさかあのような癖の強いキャラクターとして描かれるとは思いませんでした。
ただ、クリエイターでありながら自身の被造物を破壊せずにいられないあの癖は彼が持つ能力の一つ、「自分のクリーチャーが破壊された時1ドロー」に相応しいものかもしれません。
公募イラストになんでも破壊すると書いてあったので、まぁ、以前の裁定とかも破壊しちゃったんでしょう。なんせ彼は神さまだよ。
取り敢えず今回はMAS・SRのカードで気になるものを取り上げてみました。
次回はVRに関して語っていきたいと思います。
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